桜の花に迎えられ

 術後丁度一週間で大腸癌手術から家に戻った。
庭の桜が盛大に迎えてくれた。この桜には変わった由来がある。実は、大分前に閉鎖された中央線西国分寺に近い、警察病院でバイトしていて、看護師さんから頂いた人の丈くらいのヒカンサクラ。今年は暖かいので盛大に満開。謂れは置いて、兎に角、15年くらいで幹もしっかり立川の土地に根を下ろしてくれている。まるでペットのような感じ。

 術後のたった一週間だが、80年の生涯で1度も感じなかった苦痛を何度も味わい、癌と云うものの恐ろしさを少し味わった。残る寿命はあまり長くないが、機会あれば、100回でも書く。

年に一度の健康診断で、必ず、必ず、検便、更に、熟年男性なら、前立腺癌検査を受けて貰いたい。費用は両方でも千円以下だから、自費でもやるべし。