大腸癌手術で一週間前に入院

 術前一週間前に入院というのが理解出来なかった。それが入院して、点滴が始まり、ネットで学習して、ようやく分かった。

 自分は5年前、心臓の外側の心臓に酸素を届ける冠状動脈の先端が細くなり、血液が流れなくなった。放置したら心筋梗塞で命を落とすところ。幸運にも救急外来の医師が「心配いりませんよ」と直ぐカテーテルのオペをやってくれた。

 原因は高血圧と高血糖を放置していたためで、 術後は血液の流れを良くする薬を飲み続けてきた。
だから、手術で出血したら止まらない。

 従い、その薬を止めて、手術をするが、薬を止めると血液の固まり(血栓)ができて、これも危険。
そこで、入院させて、点滴で違う血液凝固を防ぐ薬を注入開始する。血液検査を繰り返し、異常がないことを確認しつつ、手術にとりかかる。手術直前にこの点滴を中断して、手術後再開する。

 通常血液をサラサラにする薬は血小板の生成を抑制する。この薬は内服薬で効果が結構長く続く。
それでは手術がやりにくい。病院が点滴するのは
効き目が短く、ほかの薬と抱き合わせで、血流の様子を調べながら、手術を行う。

 これが一週間も前から入院させる主な理由らしい。つまり、心臓とか脳とか循環器系の病気が持病のせいなのだ。